■ 研究体概要![]() |
▶ 名 称 | 柴田・モリ未来コンクリート共同研究体 (S.M.Con Joint Reserch Body) |
▶ 設 立 | 2021年9月1日 |
▶ 構 成 | 株式会社I.B.H柴田 and モリ構造研究所 |
▶ 研究体所在地 | 〒 214-0034 神奈川県川崎市多摩区三田2丁目3297 株式会社I.B.H柴田 内 (関西連絡所 モリ構造研究所 内) |
▶ 連絡先 | TEL.044-911-2420 FAX.044-932-4025 Email:ibh.shibata@gmail.com (関西連絡所 TEL.080-5311-9546 Email:m.mstd@iris.eonet.ne.jp) |
▶ 研究内容 | 鋼骨材コンクリートの実用化に向けての研究および推進 |
▶ 責任者 | (代 表) 柴田順一(株式会社I.B.H社長・鋼骨材コンクリート発明者) (副代表) 森正忠(モリ構造研究所代表) |
■ 研究体の方針![]() |
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かつての日本は、基礎研究でもハイテク技術でも世界トップクラスに位置し、技術立国として高度成長を遂げてきました。しかし、近年に至っては、かつての科学技術の地位を、発展途上国と言われていた国々に譲ってしまい、一方では観光やサービス業といった業種が成長してきているものの、国力は徐々に衰退の途をたどっています。日本が再び科学技術で世界をリードし、豊かな国を取り戻していくには、多くの若い人たちが、もっと科学技術に興味をもち「付加価値高い物つくり」に携わっていく必要があると考えています。 私たち、高齢技術者は、科学技術イノベーションが原動力となって、戦後日本の復興から高度成長を成し遂げてきた時代を経験してきました。私たち一人一人の技術力が、経済成長に役立っていることが感じられると、仕事に非常にやりがいを感じるものです。これぞ、技術屋の冥利に尽きるというものでしょうか。現在の若い技術者・研究者の皆様にも、是非このような冥利を味わっていただきたい気持ちもあり、身近にある物の中に、未来を拓く技術を見つけ出し、さらに若い人たちに引き継ぐことができればと思い、コンクリートの基礎研究開発に取り組みました。 コンクリートを選んだ理由は、以下の2点です。 ①コンクリートは歴史が古く価格も安価で、あらゆる研究もされ尽くされており、「新たに技術開発する余地はない」と言うのが技術研究者の中での常識であること。この常識を覆す、発明は価値がある。 ②近年我が国は頻繁に未曾有の災害に見舞われてきており、今まで構築してきた社会インフラもことごとく、甚大な被害を受けてきている。そこで国土強靱化に向けて強靱な構造物の必要性がせまられてきており、今までよりも遙かに強靱なコンクリートの開発に取り組みました。 コンクリートと言えば、セメントと細骨(砂等)、粗骨材(採石等)を水で練って化学反応で固めるものです。固まったコンクリートの性質は、圧縮には強いが、引っ張りには弱く脆いと言う性質があります。そこで、コンクリートの弱点を補うため、粗骨材に鋼材を使うことを考案し、粗骨材としての鋼材の形を工夫することで、驚異的な強靱性をもったコンクリートの開発に成功しました。数々の実験を重ねていますが、どれも予想以上の結果がでています。さらに、この発明を実用化していくためには今後、数々の実験や研究を行い、経済性、安全性、耐久性に優れていることを確証しするとともに技術者が容易に設計できる設計手法をあみだす必要があります。 そこで、私の発明結果を広く世間に周知していただくとともに、実用化に向けての研究開発を若い技術研究者に委ねていきたく、モリ構造研究所との共同研究体を設立し、推進することに致しました。 共同研究体・代表 柴田順一(鋼骨材コンクリート発明者) |
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■ What's New![]() |
2021年 9月 1日 | 柴田・モリ未来コンクリート共同研究体を設立 |